アルコール依存症の治療は、心理社会的治療が大きな役割を占めています。治療薬はあくまでもアルコール依存症治療の補助的な役割とご理解下さい。
【断酒のための薬】
・レグテクト(アカンプロセート)

飲酒欲求を抑える効果があるといわれています。1回2錠、1日3回内服します。嘔気や下痢などの消化器症状の副作用があります。
・シアナマイド(シアナミド)、ノックビン(ジスルフィラム)


アルコールの代謝を阻害する薬です。この薬を飲んでいる状態でお酒を飲むと代謝産物のアセトアルデヒドが体にたまり、顔面紅潮・熱感・頭痛・悪心・嘔気などが出現して強い不快感を伴います。きつい体験を避けるために飲酒を控えるようになります。肝障害や皮疹などの副作用があります。
【節酒のための薬】
・セリンクロ(ナルメフェン)

飲酒の1-2時間前に1錠内服します(最高2錠)。お酒を飲んでも楽しい感じが少なくなり、飲酒量が減るといわれています。嘔気やめまい、眠気などの副作用があります。


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