内科外来受診時、診察中の話の中で飲酒量が多いことが判明したとき、付き添いの方からお酒が飲み過ぎだと指摘があった場合、血液検査でASTやγGTPなどの肝臓の数値が上昇している場合、アルコールの問題を疑います。
アルコール依存症は、血液検査やエコー検査だけでは診断できません。
アルコール依存症は、体への影響だけでなく、飲酒の状況や生活環境などを踏まえて、幅広い視点から診断されます。
AUDIT
アルコールの問題を拾い上げるためのテスト(スクリーニングテスト)としては、AUDIT(WHOが開発したスクリーニングテスト)があります。10個の質問項目があります。40点満点のうち、8点以上は有害な飲酒と考えられ、15点を超える場合にはアルコール依存症が疑われます。
ICD-10
アルコール依存症の診断にはICD-10の基準が用いられることが多いです。①飲酒への渇望、②コントロールの障害、③離脱症状、④耐性、⑤飲酒中心の生活、⑥有害な使用に対する抑制の喪失など、6つの項目で評価します。


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